一番ラクなへちまたわしの作り方

へちまの実が枯れるまでそのままにしておく

へちまの実が枯れてきたところを、皮と種を取る方法です。へちまをカットすることがないので、そのままの形で大きなたわしにすることができます。
しかし、成長しきった状態なので、繊維が固く、茶色がかった色になってしまいます。
やはり、枯れるまで放置する方法だけに、大変目が粗く、お風呂で使ったりする用途には向きませんが、その硬さを利用してゴシゴシこするような用途には大変適しています。洗うものを強くこすっても比較的傷がつきにくいというメリットもあります。

へちまの実を収穫せずに放っておくと、やがて茶色く枯れてしまいます。手でゆするとなかで種が「からから」と乾いたような音がでるので、茎から切り取って収穫します。
あとはかんたん、そのままバリバリ皮をはがしていくだけです。皮は意外と硬くなっていますので、手をけがしないように気をつけて作業します。ゆで卵をむく要領で、皮を押して割れ目を作りながらむくとやりやすいです。
見た目は完ぺきな「へちまたわし」なのですが、かなり固いです。色もアメ色というか茶色がかった色です。
一つの実からは多くのタネが採取できます。すでに乾燥しているのでそのまま風通しの良いところで保管して来年また使うことにします。