キッチンで作れるお手軽へちまたわしの作り方

鍋で煮る方法

多少黄色がかってきたへちまを収穫し、鍋に入る大きさにカットし、煮ることにより、皮と果肉を取り除く方法で、 短時間で非常に手軽にできます。
収穫の時期を早めると、やわらかいものが、遅めの収穫だと固めのたわしが出来上がります。
ただし、鍋の大きさによっては、へちまをカットしなければなりません。

へちまを煮るための「なべ」を準備しましょう。へちまは水に沈みませんので、深いなべよりも、浅くても口の広いなべがよいと思います。
へちまを適度な大きさにカットします。
強火でぐつぐつというくらいのお湯で煮込んでいきます。
ときどき、箸でひっくり返してあげるといいでしょう。10分くらい煮込むと、徐々にお湯が色づいてくると同時に、へちまも茶色っぽく変色していきます。
15分少々で、お湯から出し、水をかけながら少しむいてみると、へちま周囲の硬い皮が簡単に取れるようになります。
皮を取ったところ、たわしになる「繊維」が見えてきます。繊維の間には果肉がつまっているので、まな板の上などで転がしながら地道に取っていきます。
繊維だけになりましたら、つるして乾燥させます。今回は台所用漂白剤で、5分程度漂白をしています。漂白をして乾燥させると、写真のようなまっ白いきれいなへちまたわしになります。