へちま水を採取する

実の収穫後もまだまだ使えるへちまのすごさ

へちま水は、古来から美容効果のある化粧水として親しまれてきました、実際に、ペクチン、酵素、硝酸カリウム、ビタミン、サポニンなどといった成分が含まれていて、肌を柔らかくし、お肌もさらさらにしてくれます。
さらに、あかぎれ、あせも、日焼け後のお手入れ、消炎作用もあり、ちょっと抵抗があるかもしれませんが、飲むことによって、鎮咳、利尿効果もあるといわれています。
へちま水の採取時期は「中秋の名月の頃」とよく言われますが、だいたい9月の上旬から中旬にかけて行います。ちなみに今回は9月の下旬くらいに採取していますが、きちんとへちま水が取れました。

へちま水の採取に準備するもの

小さなポリタンク(1.5リットル)
保存用の容器
へちま水はへちまの茎から採取します。地面から50センチくらいのところをハサミでカットし、必ず、地面側の茎をポリタンクの口に差し込んでおきます。カットした茎の上半分を差し込んでもへちま水は、ほとんど出てきませんので間違わないようにします。ポリタンクに茎を差し込み、ガムテープなどで軽くふたをします。
一晩で1.5リットルのポリタンクがいっぱいになりました。わずか直径1センチ弱の茎からこんなにもたくさんの水が吸い上げられていたとは驚きです。
容器に詰め替えて出来上がりです。もちろん防腐剤などの添加物は一切入っていないので、すぐ冷蔵庫に入れて保管します。天然のへちま水なので、残念ながらあまり長い間は保存できません。